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ハノイ市の世界遺産タンロン城王宮跡に建設中の新国会議事堂で6日、第13期ベトナム国会常務委員会第32回会議(10月6日~9日)が開催された。これにより新国会議事堂の試運用が開始され、10月20日に開幕する第8回国会に向けて引き続きシステムの確認作業などの準備が進められている。
チン・ディン・ズン建設相は、新国会議事堂の照明設備、音響設備、電気・水道システム、カメラシステムはいずれも安定して機能していると評価し、第8回国会の開催に間に合うよう残りの工事を急ぐよう求めた。また、グエン・タン・ズン首相は3日に新国会議事堂を視察し、「新国会議事堂は、建国から今日に至る中で最大規模且つ近代的な公的建築物だ」と述べた。
新国会議事堂は地上5階・地下2階建てで、高さ39m、総床面積は約6万m2の正方形の建物。国会・国会常務委員会の会議のほか、国の重要な記念行事や外国からの賓客の歓迎式典などが催される。