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7月1日から、バイクの運転手と同乗者が着用するヘルメットの基準が厳格化される。ヘルメットの帽体(外殻)、衝撃吸収ライナー、あごひもの3つの基準を一つでも満たしていない場合は、ヘルメット非着用とみなされて罰金が科される。
国家交通安全委員会事務局によると、取り締まりに当たってはバイク用ヘルメットでないことが外見上で判断できれば十分で、測定装置で検査する必要はないという。同委員会は、基準を満たしていないヘルメットを使用しないよう呼び掛けるキャンペーンを全国で展開する。
5月20日から6月末までは周知期間として、違反者を発見しても注意をするに留める。また、この期間にヘルメットの生産施設や販売店の検査も行うことにしている。
ヘルメットの着用違反者に対する罰金は10万~20万ドン(約485~971円)。今回の取り締まりでは、ヘルメットの品質認証シールのないヘルメットは対象になっていない。また、電動自転車の利用者にもヘルメット着用の義務があるが、今回の取り締まり対象には含まれていない。