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ペットの全身トータルケアをするペットサロンは外国映画の中でしか見ないもの、と考えられていたが、最近ペットサロンの経営に乗り出す若者が現われ始めた。
ハノイ市在住の2人の若者は、犬猫好きが高じて自宅でペットサロンを開業した。ハノイ法律大学の現役女子大生のナムさんは「ペットのケア方法や病気、特徴などを知る必要があり難しい仕事です。でも需要は増えているので、成功できると信じています」と話す。
ナムさんの店ではシャンプーやトリミング、カラーリング、爪切り、一時預かり、病気治療の相談などのサービスを行う他、ケア製品も販売している。フェイスブックと口コミで、客は徐々に増えているという。シャンプー料金は1回10万~12万ドン(約488~585円)、一時預かり料金は1日5万~8万ドン(約244~390円)で旧正月(テト)期には特別料金となる。
国民経済大学の大学生スオンさんは、2011年末にペット用品販売店を開いた。困難な時期もあったが、今ではシャンプーやトリミングなどのサービスも提供している。スオンさんは「経済を勉強している自分にとって、この仕事は力を試すチャンスです。ペット好きの気持ちを満足させながら、経営を実地で学んでいます」と語った。