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ハノイ市保健局のホアン・ドゥック・ハイン副局長は3日、同市が実施した月餅(げっぺい)の品質調査で、複数の食品衛生上の違反が見つかったと発表した。中には消費期限が2年以上過ぎているにもかかわらず、販売している店舗もあったという。4日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
今回の品質調査では、市内の85か所の月餅販売店を調査し、8件の違反を摘発。賞味期限や消費期限などで問題があった月餅264個を押収した。このうち、バックマイ通りにあるキンド食品株式会社[KDC]の店舗では、消費期限が2010年~2011年となっている月餅28箱分が見つかった。
なお、現行規定によると、消費期限を過ぎた商品を販売した場合、当該商品を破棄した上で、罰金190万ドン(約8900円)が科される。