ベトナム国営英字紙ベトナムニュースは6日付の記事で、日本の月刊写真報道誌「DAYS JAPAN」による原発輸出反対の全面意見広告を掲載した。
ベトナム政府は、原子力発電所の開発をすすめており、東南部ニントゥアン省での原発案件については、日本への発注が決定している。ベトナムは共産党の一党支配化にあり、メディアに対する規制も厳しい。このような中、国営メディアが政府の決定に異を唱えるような内容を掲載するのは極めて異例のこと。
周知の通り、福島原発事故の後、日本では原発に反対する意見が圧倒的に強くなっている。それに対し、ベトナムでは反原発の声はほとんど聞こえてこない。