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ホーチミン市市場管理支局はこのほど、2012年の総括報告を発表した。調査結果からは最近、社会問題化しているガソリンスタンドに対する不信感の一端を垣間見ることができる。17日付ベトナムプラスが報じた。
ガソリンスタンドに関する社会問題には、粗悪品のガソリンによるバイク故障の多発や、値上がりを待つため一時販売を中止するガソリンスタンドの出現などがあり、これらが消費者が不信感を募らせる原因となっている。
総括報告によると、調査対象となった72か所のうち、98%に当たる71か所で違反が見つかった。違反の内容は主に、◇給油の際計量器に正確な購入金額を入力しない、◇正当な理由なく販売を停止する、◇ガソリン販売許可書がない、◇領収書管理や会計分野での違反、など消費者の不信感を裏付けるものもあり、関連当局の指導強化による消費者の信頼回復が急務となっている。
※最終更新2012年12月19日15:38JST