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米国のワシントンD.Cでこのほど開催された「アジア・太平洋エネルギーフォーラム」において、中部ダナン市が大気中の二酸化炭素濃度が最も低い世界の都市トップ20に選出された。16日付カフェエフが報じた。
これにより、ダナン市は世界銀行(WB)から環境分野の研究および環境改善案件向けに、60万ドル(約4740万円)の資金援助を受けることが決定した。
同市人民委員会のバン・フー・チエン主席によると、同市はこの十数年、大気中の二酸化炭素濃度を削減するために、◇植樹、◇電動自転車の利用促進、◇地下鉄建設、◇再生可能エネルギーの導入、◇温室効果ガス排出量の削減など様々なプロジェクトを展開してきた。
なお、同市は現在「2020年までのダナン市グリーンシティ計画」の実現に向けて、工業排水・生活排水の処理率向上、固形廃棄物の再利用などに関する計画を進めている。