ハノイ市公園樹木有限会社はこのたび、風倒木による被害対策として、損害保険に加入することを同市人民委員会に提案した。20日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
同社はハノイ市の街路樹約4万2000本を管理しており、定期的に街路樹を点検・剪定して、メンテナンスを行っている。雨季に入る前には枯れ木など安全基準を満たさない樹木の伐倒を行っているが、毎年、豪雨や台風などで樹木が倒れ、通行者が負傷・死亡したり、家屋や自動車などが破壊される事故が絶えないという。
同社はこれらの風倒木被害に対する対抗策として、同市人民委員会に損害保険への加入、または街路樹のメンテナンスと伐倒作業に必要な総経費の2%に相当する引当金の計上を認めるよう要請した。同市人民委員会は、この提案について、検討した後決断を下すとした。