米国の非営利団体ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)の発表によると、2010年のベトナムのソフトウェア著作権違反率は83%で、過去3年間続いていた85%から2%減少した。1日付ICTニュースが報じた。
ベトナムの違反率83%は世界ワースト16位で、これまでの10位以内から抜け出した。ただアジア太平洋地域では、バングラデシュ、インドネシア、パキスタン、スリランカと共にワースト5位内にある。この地域の平均違反率は60%。
ベトナムの違反率はわずかに改善したが、違反ソフトウェアの取引額は増加傾向が続いている、2006年には9600万ドル(約78億円)だったがその後毎年増加しており、2010年は4億1200万ドル(約336億円)だった。世界全体の違反ソフトウェア取引額は950億ドル(約7兆7400万円)に上る。