「ベトナム・ロボットコンテスト(ロボコン2011)」の決勝大会が15日行われ、参加した8チームの中からラックホン大学のLH-B7チームが優勝した。優勝チームには今年、タイ・バンコクで開催される「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン)」に参加する権利が与えられた。15日付ダットベト紙電子版が報じた。
ベトナムロボコンの今回のテーマはABUロボコンと同じ「ロイ・クラトンの火をともせ!」で、川に感謝するタイの伝統行事をモチーフにしたもの。水面に浮かべる燈籠「クラトン」を完成させて、クラトンの上にあるろうそくに先に火をともしたチームが勝ちとなる。
決勝大会に進出したのは、ラックホン大学の5チームとホーチミン市工科大学、ハノイ工業大学、情報技術指揮官学校の各チーム。決勝戦ではラックホン大のLH-B7チームとハノイ工業大のチームが対戦し、ラックホン大が勝利した。
優勝チームには賞金4000万ドン(約16万円)、副賞としてABUから1000ドル(約8万1000円)、スポンサーのトヨタから1000万ドン(約4万円)、オーストラリア大使館から同国旅行券が贈られた。