全国の1類・2類都市でバイクの排出ガス検査を実施することを定めた首相決定909/QD-TTg号がこのほど公布された。
決定は具体的な目標として、まず2010~2013年にハノイ市とホーチミン市の両都市でバイク利用者の20%がバイクの検査を受け、排出ガス基準を満たすよう整備を行うことを掲げている。この目標達成のため、ハノイ市では100カ所、ホーチミン市では150カ所の検査所を準備し、500人以上の管理者や技術者を育成する必要があるとしている。
2013~2015年には両都市での被検者の割合を80~90%に引き上げるとともに、全国の1類・2類都市でも被検者割合60%の達成を目指す。この目標達成のため、政府は2015年までに2500億ドン(約11億9000万円)を支出する予定だ。