ホーチミン市獣医支局は9日、豚肉の目方を増やすため水を注入する不正行為が再び目立ち始めていると明らかにした。同支局によると、最近ホーチミン市8区のビンディエン市場やビンチャイン郡のアンラック検疫所で水を注入された豚肉が多く見つかっており、その多くは隣省のロンアン省から搬入されたものだという。
同支局は、こうした行為は豚肉の目方を水増しする不正行為であるばかりか、豚肉の品質を損なう危険なものだとして、発見次第押収して廃棄処分を行うと共に違法行為のあった業者を食肉処理停止処分にするとしている。同支局とロンアン省獣医支局は豚肉水増し行為の摘発で協力を強化するという。