南中部カインホア省のカムラン空港で4日、国内初の民間航空パイロット養成学校が開校した。パイロット養成にかかる費用は1人当たり約8万ドル(約820万円)。同校で学んだ学生は、卒業後ベトナム航空総公社(VNA)のパイロットとして活躍する。
グエン・ホン・フォン校長によると、現在は年間15~20人のパイロット養成にとどまるが、新たな設備の導入などによって2015年までに年間40~60人の養成を目指しているという。将来的にはベトナム航空だけではなく、周辺諸国の各航空会社などからもパイロット候補生を受け入れる予定。同校はフランスの政府開発援助(ODA)によって建設された。