南中部ビンディン省の総合病院で12日、隣省のフーイエン省ソンカウ郡在住のグエン・ティ・ディエップさんが結合双生児を出産した。結合双生児は腹部で結合した状態で帝王切開手術により取り出されたが、健康状態が悪く、酸素吸入器を使用している。
同病院の医師らは、結合双生児のそれぞれに両手両足や肺、腎臓などの内臓があることを確認したが、肝臓は共有されている。心臓の数もまだ確認できていない。
同病院では、家族にホーチミン市の病院に転院して2人の分離手術を受けるよう提案しているが、経済状況が困難なためまだ実現していないという。
<続報>ビンディン省総合病院は19日、結合双生児が死亡したことを明らかにした。