ベトナム航空はこのほど、これまでに爆弾騒ぎを起こした3人の乗客(※関連ニュース参照)に対し無期限の搭乗禁止措置を取ることを発表した。
ベトナム航空では国内線の便ですでに3回の爆弾騒ぎが発生しており、この度の措置は同社がこの状況を深刻に受け止めた結果だ。最近では今月8日にハノイ発ホーチミン市行きの便である乗客が「手荷物の中に手榴弾が入っている」とスチュワーデスに話して機内に混乱を巻き起こしたばかり。
この度の措置についてベトナム航空は、機上での乗客の安全を保障することが第一の目的だとし、さらに今後同様の事件が起こるのを防ぐ効果があると期待している。
また今月24日にはハノイ市公安が、8月18日にハノイ発カムラン行きの便で爆弾騒ぎを起こしたグエン・タイ・ソン(51)を起訴することを決定した。爆弾騒ぎの男が起訴されるのは初めてのケースとなる。