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- 女性教諭の問題行動が批判の的に
- 個人用PC購入でPTA費を運用
- 反対した保護者の子供に八つ当たり
ホーチミン市1区カウコー街区ボーバンキエット(Vo Van Kiet)通りにあるチュオンズオン小学校の女性教諭が、プライベートで使用するノートパソコンの購入資金を保護者らにせがんだうえ、小学4年生の教え子を罵倒するという出来事が発生し、批判の的となっている。
保護者らによると、14日に開かれた保護者会で学級担任のT・P・Hさんが保護者らに対し、400万~500万VND(約2万3000~2万9000円)のパソコンを買うための資金を支援するよう提案。PTAの運用資金として保護者から生徒1人につき50万VND(約2900円)を徴収した。
Hさんはその後、1100万VND(約6万4000円)のパソコンを購入。アプリ「ザロ(Zalo)」のグループチャットで、「1100万VNDのパソコンのほうが、処理速度が速いので、そちらを購入します。PTA運用資金からは600万VND(約3万5000円)を使わせていただき、購入したパソコンは私物とします」と書き込んだ。
エアコンやプロジェクターなどクラスで使う設備の購入費を保護者から徴収することは、ベトナムでは普通のことだが、担任の私物を購入すると知った一部の保護者が反発。これを受けたHさんは、「反対する人がいるため、支援は結構です。テスト前の復習用資料は作成しませんので、保護者が各自で行ってください」と回答した。
保護者らの訴えによると、反対した保護者の子供は翌日、クラスメイトの前で担任に罵声を浴びせられた。また生徒らによると、担任は生徒が宿題をしながら飲食できるよう、教室内で日頃からインスタントラーメンやソーセージ、ソフトドリンクなどを売っていたという。
同区人民委員会の指示により、同校は問題行動があったHさんの職務停止処分を決定し、現在は他の教師にクラスを担当させている。関連機関はこの出来事をめぐり、調査を進めている。