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- 34歳のベトナム人女性が空港で全裸
- オーバーステイの追加料金で口論に
- フィリピンの空港職員たちは困惑
フィリピンのニノイ・アキノ国際空港で、オーバーステイの追加料金の支払いを請求されたベトナム人女性が突然裸になるという珍事が発生した。外電を引用して地元メディアが伝えている。
フィリピンメディアによると、事件が起きたのは6月8日。旅行でフィリピンに滞在したベトナム人女性グエンさん(34歳)が、帰国便に乗るために出国審査を受けているとき、オーバーステイであることが発覚したため、審査官からビザ追加料金を請求された。
口論となった女性はその後、トイレに行くと全裸になって保安検査場まで戻ってきて周辺を歩き回った。空港職員は、「彼女が何のつもりでこんなことをしたのか理解できない。ホーチミン行きの便に乗る予定だったが、彼女はビザの問題があった」と話した。
警備員が全裸でうろつく女性に声をかけて、落ち着くよう促し、水と服を手渡した。トラブルを起こした女性だったが、他の乗客に危害を加えることはなく、航空機の運航にも支障は出なかった。警備担当者は、「彼女はタガログ語も英語も分からなかったので意思疎通が難しかった。Google翻訳を使ってやり取りをしたが、幸い大きな問題とはならなかった」と述べた。
女性はその後、健康診断を受けると、オーバーステイによる追加料金の支払いに同意し、翌9日朝にハノイ行きの便で帰国した。