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- カフェで裸エプロンの男性スタッフが接客
- 「不快」「不衛生」などSNSで批判の声
- サービスは国際女性の日限定、一部に好評
ハノイ市ドンダー区ランハ街区にあるカフェが、見事に腹筋が割れた筋骨隆々の男性スタッフらが上半身裸でエプロンをつけて接客するサービスを実施した。接客の様子がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿されると、「この手のサービスは不快だ」などの批判の声が相次いだ。
8日朝にカフェを訪れたというN・Mさんは、「上半身裸のスタッフがいて恥ずかしかった。商談のためにカフェを利用したので、不適切なサービスだった」と投稿。Mさん同様、このサービスを不快に思って、カフェを利用したくないと話す客は多い。
N・Tさんは、「ここはカフェであって、バーではない。上半身裸では不衛生だし、汗がドリンクに入るかもしれない」とコメントした。
男性スタッフは、注文を聞いてドリンクを運ぶだけでなく、客の要望に応じて、お姫様抱っこして記念撮影に応じたり、筋肉を触らせたりして、客を喜ばせる。SNS上では批判の声が高まっているが、マッチョのイケメンと触れ合うことができるということで、特に若い女性客の間では好評だった。
H・Hさんは、「大胆な接客スタイルだと思う。スタッフはハンサムで体格が良いだけでなく、熱心に接客している。店にはこのスタイルを続けて欲しい」と述べた。SNSなどでカフェの存在を知った人々は、店側の話題作りだろうと考えている。隣国のタイには、この種の店がたくさんあり、国内外から多くの観光客を引き付けている。
地元メディアの取材によると、このサービスは国際女性の日(3月8日)限定のもので、店側は午前と午後に、それぞれ2時間ずつマッチョマンサービスタイムを設けたとのこと。カフェは5店舗を展開しているが、このうち2店舗で同サービスが実施され、2人の男性がサービスを担当した。サービス実施についてはSNSで事前告知していたという。