(C)thanhnien |
- ガソリン放火による殺人未遂事件発生
- 口論の最中に凶行、以前からトラブル
- 被害者は重度の火傷で集中治療中
南中部高原地方ラムドン省ジーリン郡ジーリン町(thi tran Di Linh, huyen Di Linh)の路上で17日午後、口論中に我を失った女が隣人女性にガソリンを浴びせて放火し、重度の火傷を負わせる殺人未遂事件が発生した。
殺人未遂容疑で逮捕されたのは、同町在住のズオン・ティ・キム・クオン容疑者(36歳)。同容疑者と被害者のN・T・K・Dさん(32歳)は隣人同士だが、最近は2人の間で何らかのトラブルが発生して口論が絶えなかったという。
事件当日、Dさんは口論中に同容疑者からガソリンをかけられたが、一旦帰宅して水で洗った後、再び外で言い争いを続けた。その最中、同容疑者がライターを取り出し、まだガソリンの臭いが残るDさんに火をつけて燃やした。
Dさんはその場から逃げ出したが、すぐに力尽きて約15m離れた地点の道路脇に倒れこんだ。凶行に気づいた近隣住民が火だるまになったDさんを救出して病院に救急搬送。Dさんは地元病院で応急処置を施された後、ホーチミン市の病院に転送され集中治療を受けている。
現場近くにある民家の監視カメラが事件の一部始終を記録しており、誰にでも起こり得るご近所トラブルの末の凶行に多くの人が戦慄を覚えた。同事件をめぐり、警察は捜査を進めている。