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ホーチミン市1区ベンゲー街区人民委員会は1日、10月31日のハロウィンに霊柩車を使って1区グエンフエ(Nguyen Hue)通りの歩行者天国をパレードしたとして、同街区警察が運転手の男性P・D・T氏(38歳、7区在住)を召喚して詳しい事情を訊いた。
警察の調べによると、T氏は7区の葬儀場に勤務しており、この日は葬儀場からの依頼で、霊柩車に同僚らを乗せてグエンフエ通りまで向かった。同僚ら8人は、幽霊や死人に仮装。車両後ろのドアを大きく開けて、ハロウィンで賑わう歩行者天国をパレードした。
知らせを受けた1区警察は、ベンゲー街区警察と協力して霊柩車の運転手の身元を確認し、事情を訊くために召喚。T氏は運転中にドアを閉めずに走行した交通違反で、70万VND(約4240円)の罰金処分が科せられた。
これに先立つ10月31日のハロウィンの夜、霊柩車に乗った若者グループが幽霊やお化けに仮装して通行人を驚かすなどのいたずらをしている様子を写した写真がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿され、話題となっていた。
他の動画では、この集団が担架で怪我人や死人を運ぶパフォーマンスを行っており、SNS上で批判されていた。特に、葬儀場で働くスタッフが人の死を軽んじるような行為をすることに、非難が集まっていた。