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南中部沿岸地方クアンナム省ズイスエン郡ナムフオック町(thi tran Nam Phuoc, huyen Duy Xuyen)を通過するチュオンチークオン(Truong Chi Cuong)通りの路上で、26日午前8時15分ごろ、2人組の女が別の女性1人にガソリンを浴びせて放火し、重度の火傷を負わせる事件が発生した。
放火した女2人は既に逮捕されている。同省警察によると、逮捕されたのは、グエン・ティ・ジエム・フオン容疑者(23歳、同省ディエンバン町ディエンフオン村=xa Dien Phuong, thi xa Dien Ban在住)とその義母ダン・ティ・トン・ニャット容疑者(44歳、同村在住)。
2人は、ニャット容疑者の息子でフオン容疑者の夫でもあるN・V・Hさん(24歳、同村在住)とD・T・M・Dさん(28歳、同ダナン市在住)が不倫関係にあると疑っていた。
嫉妬の業火に心を焼かれた容疑者らは、ガソリンを用意して愛する夫あるいは息子を血眼になって探しまわった。Hさんが不倫相手をおんぶしながらカラオケ店から出てくるのを発見すると、フオン容疑者がガソリンの入った容器を取り出し、Dさんにガソリンを浴びせ、そのまま火をつけて燃やした。
一瞬の出来事で、現場に居合わせた人々が仲裁に入る間もなかった。凶行に気づいた人々がすぐ消火に当たり、約20秒後に火を消し止めたが、Dさんは重度の火傷を負って病院に救急搬送された。
容疑者らが供述したところによると、犯行に使用したガソリンとライターはいずれも姑のニャット容疑者が事前に用意したものだったという。