(C)LaoDong |
北中部地方ハティン省フオンソン(Huong Son)街区警察は2日、小学校に押し入って、校長を刃物で脅し、土下座での謝罪を強要したとして、他者を侮辱した罪でボー・バン・ジエップ容疑者(男・40歳)を起訴したと明らかにした。
事件の舞台となったのは、同街区にあるソンラム小学校。ジエップ容疑者は10月31日午後、同校に通っている自分の子供2人(小学1年生と5年生)が、週初めの国旗掲揚の時間に全校生徒の前で名前を呼ばれ、健康保険料が未払いになっていることを注意されたことを知って激怒。
頭に血が上った同容疑者は、刃物を持って小学校に押し入ると、ファン・ディン・トン校長を捕まえて、脅した上で謝罪を要求。通報を受けて駆け付けた警察が興奮した容疑者から話を聞くため、署に連行した。同容疑者によると、事件を起こす直前まで結婚式場で酒を飲んでいたという。
一方、トン校長は今回の件について、全校生徒の前で健康保険料が未払いの生徒たちの名前を呼んだことは軽率だったと認め、今後の教訓にしなければならないと述べた。