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北中部地方ゲアン省人民委員会は2月末、同省キーソン郡ナゴイ村(huyen Ky Son, xa Na Ngoi)で、同村在住の男性が猛毒を持つ植物「ゲルセミウム・エレガンス」の葉を食べて自殺していたことを明らかにした。自殺の理由は、第二婦人を娶ることが出来なかった自身の悲劇を嘆いてのものだった。
この男性X・B・Bさん(33歳)は、毒草を貪り食いながら自殺する際、意中の女性に最期のメッセージを伝える動画を録画して送っており、この動画がインターネット上に拡散したため、大きな騒ぎになっていた。
Bさんの家族によると、Bさんは妻子持ちの男性だが、最近、二人目の妻が欲しいと考えていることを妻に打ち明けて相談した。当然、妻はこれに激怒して猛反対。
2月末、Bさんは村のカップルの結婚式に出席した後、妻に「ソフトドリンクが飲みたいからお金をくれ」と言って出かけていった。その日の晩、Bさんが帰宅しなかったため、探しにいった親戚が森の中で自殺したBさんの遺体を発見した。
Bさんの携帯電話を調べたところ、親戚が問題の動画を発見。しばらくして、この動画がSNS上に出回ったため、大変な騒ぎに発展していた。
Bさんが食べた「ゲルセミウム・エレガンス」は、世界最強の植物毒を持つと言われるほどの猛毒植物。ナゴイ村では最近、中学3年生(日本の中学2年生に相当)の女子生徒3人が友達関係のいざこざから「ゲルセミウム・エレガンス」を食べて自殺を図る事件があったが、幸い発見が早かったため、命は助かった。