(C) NLD, 売買春仲介で逮捕されたグエン・フオン・タオ容疑者 写真の拡大. |
ハノイ市ロンビエン区刑事警察は張り込み捜査を経て、4日に区内のホテルの立ち入り検査を実施し、買春行為を働いていた男女1組を摘発した。
摘発されたのは、N・Q・Tさん(女性・22歳、同区在住)とT・H・Dさん(男性・30歳、北部紅河デルタ地方バクニン省在住)の2人。Dさんは市内の有名ジムチェーンでトレーナーとして働く傍ら、副業で男娼をしていた。
今回の摘発で証拠を掴んだ警察は、買春客を斡旋したとしてグエン・フオン・タオ容疑者(女・21歳、ハイバーチュン区在住)を売買春仲介容疑で逮捕した。
警察の捜査によると、買春を希望したTさんが3日、タオ容疑者からDさんの半裸画像を受け取り、サービスの利用に同意。翌4日午後3時半ごろ、Tさんが指定したホテルで2人が性交渉を行っていたところを警察が摘発した。
サービス料金は1回につき1800万VND(約8万4000円)。このうち、男娼のDさんの取り分は300万VND(約1万4000円)のみで、タオ容疑者が600万VND(約2万8000円)、Dさんを直接手配した別の仲介人が900万VND(約4万2000円)をそれぞれ受け取ることになっていた。
タオ容疑者は実業家の親を持ち、経済的に余裕があり海外に留学していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により帰国して、売買春仲介業を始めたという。