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東北部地方ランソン省カオロック郡フーサー村(xa Phu Xa, huyen Cao Loc)にある自動車部品専門店「トゥイホアイ(Tuy Hoai)」で13日午後9時ごろ、銃乱射事件が発生し、2人が死亡、5人が負傷した。
銃乱射事件を起こしたのは、同村在住のリー・バン・サン容疑者(男・50歳)。現場となった自動車部品専門店は、同容疑者の前妻H・T・Tさん(39歳)の妹H・T・Hさん(37歳)が営んでいる店。
離婚後、サン容疑者がTさんに脅迫メッセージを繰り返し送っていたため、ブロックされた。これに腹を立てた同容疑者が事件前に「一家皆殺しにしてやる」と脅していたという。
銃を用意した同容疑者は事件当日、住宅を兼ねた店舗の裏に忍び込むと、台所で夕食をとっていたHさんの息子P・T・P君(12歳)に窓越しに照準を合わせて発砲。P君はその場で即死した。
さらに、同容疑者は店舗内に侵入して銃を乱射。前妻の兄H・Q・Hgさん(43歳)が営んでいる隣のタイヤ工場にも押し入って乱射を続けてHgさんを射殺し、そのまま現場から逃走した。
この事件で、P君とHgさんの2人が死亡。TさんとHさん姉妹、さらに義妹のC・T・Hさん(29歳)、従業員のV・X・Hさん(男性・38歳)とN・V・Tさん(男性・19歳)の計5人が負傷し、病院で治療を受けている。
なお、警察は現在、同容疑者の行方を追っている。