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南部メコンデルタ地方キエンザン省ホンダット郡(huyen Hon Dat)警察は25日、教え子である女子高生を妊娠させたとして、「13歳以上16歳未満の者と性交渉を行った容疑」で高校教師のグエン・バン・チン容疑者(男・55歳)を逮捕したことを明らかにした。
同容疑者が性的関係を持った相手は、同郡にあるソックソン高校に在籍するT・H・Tさん(16歳)。チン容疑者は逮捕されるまで、同校で数学教師として教鞭を執っており、Tさんは同容疑者の教え子だった。
最初に好意を寄せたのはTさんだった。既婚者の同容疑者に対し、2018年4月頃からメッセージを送るなどしてアプローチ。その後、互いに連絡を取り合うようになり、同年5月には男女の仲に発展した。2002年12月31日生まれの彼女は当時16歳未満だった。
Tさんは同年12月に妊娠が発覚したため、同容疑者の同伴のもと地元のクリニックで中絶手術を受けた。2人はその後もTさんの家族に関係が見つかるまで性的な関係を続けていたという。
Tさんは周囲に関係が発覚した後、「先生に妻子がいることを知っていた。それでも本気で愛している」「先生との子供をもうけたい」という内容の手書きの文書や、2人の親密な写真をソーシャルネットワーキングサイト(SNS)に投稿するなどして、同容疑者を庇おうとしている。
なお、この数学教師は共産党委員でもあったため、地元の共産党委員会は、同容疑者の党員としての資格を一時停止している。