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メコンデルタ地方バクリエウ省バクリエウ市在住のタック・ティ・ター・リーさん(女性・29歳)は、顔に塗り薬を使用してから肌が急激に老化し、まるで60歳の老婆のような顔になってしまった。
リーさんはアレルギー持ちではなかったが、2人目の子供を妊娠中だった2015年の初めごろ、体中に発疹が現れ、特に顔の症状がひどく痒みもなかなか引かなかったという。近所の薬局でS.P.M製薬株式会社(S.P.M Corporation)が製造したアレルギー治療用の塗り薬「モルシナ(Morcina)」を1本購入し使ってみたところ、痒みも引いて症状が改善されたため、追加で購入し使用を続けた。
5本目を使ったところで肌がクレーターのようにでこぼこしてたるむようになり、まるで60歳の老婆のような見た目になってしまった。皮膚科専門医が診察した結果、副腎皮質ホルモン(コルチコステロイド)が含まれている塗り薬の乱用によるものだということが分かった。現在リーさんは授乳中のため、別の塗り薬で症状を緩和し、授乳が終わってから皮膚科病院で本格的な治療を受けるという。