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紅河デルタ地方ハイフォン市警察は4日、公安省のハイテク犯罪特捜局(C50)と協力し、詐欺の疑いで同市ズオンキン区アインズン地区にあるビラ式住宅区内に住む中国人及び台湾人計42人を逮捕した。
警察によると、容疑者らは同市内3か所に通信システムを設置し、同システムを通じて中国と台湾国内の国民へ中国警察になりすまして電話をかけ、電話の相手がとある事件に関わっていると脅かした上で、裏付け資金として一定額を指定の銀行口座に振り込むよう要求する手口で計220万人民元(約4100万円)を騙し取ったという。
被害者らは、この手口を怪しいと疑い中国当局に電話をかけたが、中国当局への電話は全て自動的に詐欺グループのところへリダイレクトされるように工作されていたため、多くの人がこの詐欺被害に遭った。なお、警察はルートの全容を更に掴むべく、裏付け捜査を続けている。