(C)Tuoi tre,QV、中国の売春宿 写真の拡大 |
恋人にだまされて中国の売春宿に売られ、その後無事に生き地獄から生還した17歳の少女がその経緯を語った。7日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
北中部ハティン省で暮らしていたチュー・ティ・フオンさんは、2年前の9年生(日本の中学3年生に相当)の時に家庭の事情から紅河デルタ地方ハイズオン省に働きに出た。フオンさんはそこで知り合った青年ソイと恋人関係になり、遊び仲間3人に紹介された。
この3人は2011年8月、フオンさんを他の少女らと共に無理矢理東北部クアンニン省モンカイに連れて行き、ベトナム人の女に引き渡した。女は少女らを中国に密入国させ、広東省リンコン(Linh Coong)町の売春宿に売り払った。フオンさんはこの時になってようやく自分がだまされたことに気が付いたという。
フオンさんは当時恋人の子供を妊娠していたが、強制的に堕胎させられ、その数日後には客を取らされた。フオンさんはこの売春宿で、自分と同じような境遇の多くのベトナム人少女が働かされていたと話している。