中部ダナン市の最高裁判所は24日、詐欺罪に問われていた南中部クアンガイ省ソンティン郡在住のグエン・ティ・キエウ被告(31歳)に禁固20年の判決を言い渡した。25日付VNエクスプレスが報じた。
キエウ被告はクアンガイ市で宝くじの売り子をしながら生計を立てていた。客には多くの投資家や会社社長もいたため、被告は彼らに嘘の金投資話を持ちかけ出資金を騙し取ることを考えた。まず彼らを信用させるために、金を溶かして自然の金塊に見せかけたものを持ち歩き、裕福そうな客に見せるようにした。
これに食いついた客には金を安く購入出来る方法があると言い、金鉱山への投資話を持ちかけ、数人から毎月10~50%という高金利で合計200億ドン(約7400万円)を借り入れることに成功した。当初は約束した金利分を支払っていたが、次第に払えなくなり犯行が明るみになったという。