東南部ビンズオン省ジアン郡ドンホア村にある国家大学村地区では、ホーチミン市の大学に通う多くの学生が暮らしている。この地区には男子学生向けに性的サービスを提供することを売り物にする数多くの風俗店が出現している。ビアオム(個室内で女性従業員が付いてビールを飲む店)、カフェ、カラオケなどと共に、最近は床屋も人気があるという。26日付VNエクスプレスが報じた。
ドンホア村チュオンソン通りの500メートルほどの区間に約10軒の床屋が集中している。床屋の看板を出してはいるが、実際にカットをすることはなく、露出の多い服を着た若い女性従業員らが性的マッサージを提供している。午後8時以降が稼ぎ時だという。
客は1回当たりのマッサージ代として10万ドン(約400円)を支払う。もし客がさらなるサービスを要求した場合は、別の場所で30万~50万ドン(約1200~2000円)で要求に応じるという。各店とも3割引の「学生割引サービス」を実施しているため、男子大学生たちの人気スポットになっているようだ。
近所に住む男性タインさんは「警察が検査しても効果はない。一時活動を止めてもまた元の黙阿弥だ」と話す。ドンホア村警察のグエン・ホン・タン副署長は、性的マッサージを提供する床屋があるという情報はつかんでおり、複数回にわたって検査したが証拠を発見できなかったとしている。