北部ハイフォン市税関、同市警察、税関総局の合同チームは7月28日、今年4月29日にハイフォン港に入港したコンテナ船(ELLEN S-0919号)から荷揚げされたコンテナ内の積荷から象牙(ぞうげ)約200キログラムを発見した。
このコンテナはケニアから運ばれたもので、積荷は木材と申告されていた。しかし、全部で7つのケースのうち3つの内部に細工が施されており、そこに象牙が隠されていた。この積荷はハイフォン市ホンバン区に事務所を置くファルコン・シッピング社代理店(ハイフォン支店)宛てに送られていたが、入港から数カ月が経過しても持ち主が受け取り手続きに現れなかったため、不審物として捜査対象になった。