ハノイ市人民裁判所は7日、同市を観光で訪れた際に偽造したクレジットカードを使って商品をだまし取ったとしてマレーシア人のタン・ウェイ・ホン被告(26歳)とチャム・タック・チョイ被告(23歳)に詐欺罪でいずれも禁固7年の判決を言い渡した。
この2人は2007年12月21日にハノイ市ホアンキエム区ゴークエン通りのルイビトン店で、スーツケースやハンドバッグなど総額約6000ドル(約54万円)をマスターカードで支払おうとした。しかし店員の一人が、以前この2人が同店で買い物をしたとき偽造カードを使用したことを思い出して警察に通報したため、2人はその場で逮捕された。
ホン被告はこれまでに3度ベトナムを訪れ偽造カードで総額2億9300万ドン(約150万円)の商品を、チョイ被告も2度訪れ偽造カードで総額2億7500万ドン(約140万円)の商品をだまし取っていた。