16日午後、ホーチミン市ビンタン区のザーフーマンションの敷地内で、太ももに大きな入れ墨をした素っ裸の男が複数の警備員ともみ合いになる騒ぎが起きた。
警備員のリーダーであるグエン・チュン・トンさんによると、同マンションでは訪問者が氏名や訪問先を申告することが決まりになっているにも関わらず、この男は意図的にバイクのスピードを上げて敷地内に侵入したという。このため警備員らがバイクを追いかけて停止させたが、この男は「自分はさっきここへ逃げ込んだ男を追っている」と話し、そんな人物はいないと警備員が説明するとその目の前で服を脱いで全裸で何か叫び出したという。
しかし、通報を受けた地元警察が約30分後に現場に駆け付けると、この男は自ら服を着て姿を消してしまった。警察と警備員らはこの男が酒に酔っていた様子だったことやけが人などもなかったため、事件として扱わないことを決めた。