マイケル・マハラック新駐越米国大使は6日、ハノイ市で報道関係者らと会談した際、ベトナムにおけるいくつかの優先課題のうち、米国の対ベトナム直接投資の促進と、教育分野での協力強化の2点が特に重要だと述べた。
マハラック大使は、自身の任期終了までに米国へのベトナム人留学生数を現在の2倍に増やすことを具体的な目標に掲げた。この目標達成に向け、ベトナム人大学生の留学に対する意識調査や、留学手続きの説明会開催などの新たな試みを検討中だという。
同大使はまた、両国間の今年の貿易額は100億米ドル(約1兆1500億円)を超す可能性があり、今後も増え続けるとの見通しを述べた。