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- ベトナムで食品専用冷凍冷蔵倉庫を開業
- ロジスティクスセンターの一部をリノベ
- 3つの温度帯を設定、商品を最適に管理
郵船ロジスティクス株式会社(東京都品川区)は、ベトナムで食品専用冷凍冷蔵倉庫を開業した。モダントレードの拡大や外食産業の発展が見込まれるベトナムで、日本とアジアで培ってきた同社グループのコールドチェーン物流サービスを提供する。
同社ベトナム法人の郵船ロジスティクス・ベトナム(Yusen Logistics (Vietnam)=YLVN)は2021年4月、東南部地方ビンズオン省に「郵船タンドンヒエップBロジスティクスセンター(Yusen Tan Dong Hiep B Logistics Center)」(倉庫面積約1万m2)を開設した。
このロジスティクスセンターは、ホーチミン市の中心部やカットライ港、タンソンニャット国際空港、また2025年に開港予定の東南部地方ドンナイ省ロンタイン国際空港へのアクセスが良好な場所に位置している。
一般倉庫と保税倉庫サービスに加えて、クロスドッキングなどの付加価値サービスも提供しており、13のコンテナドックを備えるほか、防火システム、高層ラック、高いセキュリティ性能など、最先端の設備を備える。
今回、YLVNは同ロジスティクスセンターの一部をリノベーションし、約2000m2の食品専用冷凍冷蔵倉庫を設置した。この冷凍冷蔵倉庫は3つの温度帯を設定しており、万全な電気供給とバックアップ冷却システムにより、顧客の商品を最適に管理する。