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- KOA、増資で丸紅の特定子会社に該当
- 丸紅、KOA増資後に全持分をMEICOに譲渡
- 譲渡で丸紅の特定子会社から外れる
丸紅株式会社(東京都千代田区)は、同社が100%出資する、ベトナムで段ボール原紙の製造・販売及び包装資材の販売を行うクラフト・オブ・アジア・ペーパーボード&パッケージング(Kraft of Asia Paperboard & Packaging=KOA、東南部地方バリア・ブンタウ省)への増資を実行する。これにより、KOAは丸紅の特定子会社に該当することになる。
また、丸紅は、増資の実行後にKOAの全持分を、国際投資事業を手掛けるMeico Management(MEICO、英領バージン諸島)へ譲渡する。譲渡を実施することにより、KOAは丸紅の特定子会社ではなくなる。この譲渡は、丸紅のパッケージ事業のポートフォリオ見直しの一環として実施するもの。譲渡金額は非開示。
KOAは2018年6月設立で、増資前の資本金は1億9190万USD(約290億円)、増資後の資本金は3億0680万USD(約460億円)。
増資の実行は2025年1月、譲渡の実行は2025年2月10日の予定となっている。