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ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)によると、日本の厚生労働省はベトナム産エビに対する有機窒素化合物エトキシキン検査の強化を発表した。5日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
日本は先月、この検査を廃止すると発表していたが、不定期に続けていた検査で、1週間のうちに残留基準値を上回る事例が2件見つかった。そのため、日本はベトナム産エビのエトキシキン検査率を100%に引き上げる方針を明らかにした。
日本はベトナム産エビの最大輸出先であるため、今回の検査強化はエビ輸出量に大きな影響を与えると見られている。なお、8月前半の日本向けエビ輸出額は2190万ドル(約17億円)で、前年同期比▲23.3%減少した。