(C) rugarberry.com, 「別離」 写真の拡大 |
ハノイ・シネマテーク(22A Hai Ba Trung)で3月3日(月)から7日(金)まで「イラン映画ウィーク」が開催される。このイベントは、イラン革命35周年を記念して、在ベトナム・イラン大使館が主催するもの。
上映する作品は、イラン映画史に残る名作6本。いずれの作品でもイランの社会、歴史、生活風景、人々の心理などがリアルに描き出されている。
中でも、アスガル・ファルハーディー監督の「別離(英題:Nader and Simin, A Separation)」は、第84回アカデミー賞で外国語映画賞、第61回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した名作だ。
なお、イラン革命は1979年2月11日に起こった革命で、シーア派の革命勢力がパフラヴィー朝の独裁体制に反発し、政権を奪取した。これにより、イスラム教を指導原理とする革命政権が発足したため、イスラム革命とも呼ばれる。