ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

FPT、日本市場向けに「FPT BTP Park」プロジェクト展開へ

2025/02/18 14:02 JST配信
(C) FPTジャパンホールディングス
(C) FPTジャパンホールディングス 写真の拡大.
  • SAP BTP事業の日本市場での成長目指す
  • SAP BTP技術者の育成・市場拡大へ
  • 日本企業のSAPシステム導入成功に貢献

ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループの日本法人FPTジャパンホールディングス株式会社(FPTジャパン、東京都港区)は、ドイツのソフトウェア開発会社であるSAPが提供するSAPビジネステクノロジープラットフォーム(SAP Business Technology Platform=SAP BTP)事業の日本市場における持続的な成長を目指し、「FPT BTP Park」プロジェクトを日本市場に向けて展開する。

 2025年は、日本市場でSAP関連システムの刷新が加速し、特にSAP S/4HANA Cloudへの移行により業務プロセスの最適化や効率化のニーズが高まると予測されている。データ、人工知能(AI)、アプリケーション開発、自動化を統合したSAP BTPを活用したアプリ開発や拡張の需要も増加しており、SAP BTPは企業の競争力を左右する重要な鍵になる見通しだ。

 一方で、SAP BTP導入に関してはクラウドやAPI、UI/UX設計などに精通した人材が不足しており、専門的なスキルを持つ人材確保が容易でない。従来のシステム開発の文化やITリテラシーの違いがクラウド導入の障害となることもあるため、これらの課題に対応するためには、継続的な人材育成と明確な導入計画が必要となる。

 こうした中、SAP BTP技術者の育成および市場拡大を目的とした「FPT BTP Park」プロジェクトを日本で展開する。「FPT BTP Park」は、SAP S/4HANA Cloudを導入・移行する顧客に対して、FPTが有する豊富なSAP BTPのリソース(知識、経験、人材)を、技術支援や育成プログラムの形で提供するもの。これにより、日本企業のSAPシステム導入プロジェクトの成功に貢献する。

 FPTは、このプロジェクトを推進するため自社のSAP BTPに関連する技術者を、2025年に1000人体制へと拡大し、2027年までに3000人体制を目指す。また、日本国内におけるSAP認定コンサルタント資格取得数・資格者数でトップ10に入ることを目標に掲げ、コンサルテーションからシステム開発、運用・保守を担うエキスパートリソースを拡充していく。

[2025年2月17日 FPTジャパンホールディングス株式会社ニュースリリース A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ハノイ:メトロ3号線、運行開始6か月で340万人利用 (5:22)

 ハノイ市都市鉄道(メトロ)3号線(ニョン~ハノイ駅区間)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)によると、2024年8月8日に高架区間の商業運転を開始したメトロ3号線は、運行開始から6か月が経過し、累計利用者数...

地場外食最大手、カフェ「ザ・コーヒー・ハウス」買収か (5:20)

 地場外食チェーン最大手のゴールデンゲート(Golden Gate)は、カフェチェーン「ザ・コーヒー・ハウス(The Coffee House)」を買収したという。取引額は明らかにされていない。地元メディアが外電を引用して伝えた...

ミスター・ツーリズム・ワールド、ベトナム人モデルが初優勝 (4:58)

 「ミスター・ツーリズム・ワールド2025(Mister Tourism World 2025)」の決勝大会が南中部沿岸地方ニントゥアン省で2月18日に開催され、ベトナム代表のフン・グエンさんがグランプリに輝いた。ベトナム人の優勝...

ブラインドボックスのぬいぐるみの「カスタム」で副収入を得る人々 (16日)

 中国発のぬいぐるみ「ベイビー・スリー(Baby Three=娃三歳)」が入った「ブラインドボックス」が若者の間で流行する中、多くの人々がこれを商機として関連サービスや商品を生み出し、毎月数百万VND(100万VND=...

黒崎播磨、ベトナム現地法人をホーチミンに設立 (3:43)

 耐火物やファーネス、セラミックスなどの事業を手掛ける黒崎播磨株式会社(福岡県北九州市)は、東南アジア市場での更なる拡販と同地域の鉄鋼業界におけるプレゼンス強化を目的として、ホーチミン市に現地法人を...

ホーチミン:アオザイフェスティバル2025、3月2日から開催 (2:33)

 ホーチミン市で3月2日(日)から9日(日)まで「アオザイフェスティバル2025」が開催される。  「アオザイフェスティバル」は、同市観光局と同市女性連合会が、ベトナムの伝統衣装であるアオザイを称え、発展さ...

低軌道衛星通信の試験導入、規制緩和で米スターリンクに追い風 (20日)

 国会が19日に採択した、科学技術の発展、イノベーション、デジタル変革を促進するための特別制度を試験的に導入する決議によると、低軌道衛星通信の試験導入について、海外投資家の出資比率を制限せず、事業投...

国会、特別制度を承認 国内初の半導体工場に最大10兆VNDの支援 (20日)

 国会は19日、科学技術の発展、イノベーション、デジタル変革を促進するための特別制度を試験的に導入する決議を採択した。  決議によると、首相の要請に基づき、国内初の半導体生産工場となる、研究・教育...

25年のGDP成長率目標+8%以上、国会が承認 (20日)

 第15期(2021~2026年)国会の第9回臨時国会は19日、2025年の経済社会発展計画を補足する国会決議を採択した。  具体的な目標として、◇国内総生産(GDP)成長率を+8%以上、◇GDP規模を5000億USD(約75兆9000億円...

べトジェットエア、エアバス傘下サットエアとIMSで契約締結 (20日)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)はこのほど、仏エアバス(Airbus)傘下で商用航空機マーケットを世界的に牽引するサットエア(Satair)との間で、ベトジェ

ハノイとザービン空港を結ぶ道路建設へ、メトロも検討 (20日)

 ハノイ市人民委員会はこのほど、北部紅河デルタ地方バクニン省のザービン空港とハノイ市を結ぶ道路建設案件に関する投資方針を承認した。  ハノイ市計画建築局が提出した案によると、同道路は幅100~120m、...

政府構造改革、17省庁に削減 新副首相2人任命 (20日)

 国会は18日、政府の組織構造、第15期国会(2021~2026年任期)の政府における政府の構成、副首相2人と4省庁の大臣の承認に関する決議を採択した。  これにより、第15期政府の組織構造は5省庁が削減され、17省...

国会、原発案件の特別措置を承認 首相が投資主を指名 (20日)

 国会は19日、南中部沿岸地方ニントゥアン省で建設が予定されている原子力発電所プロジェクトに関する特別措置と政策を定めた決議を採択した。この決議は即日施行された。  これにより、同プロジェクトでは...

国会、8機関に削減 新国会副議長2人選出 (20日)

 国会は18日、国会の組織構造、第15期国会(2021~2026年任期)における国会常務委員の調整に関する決議を採択した。  これにより、国会は、4つの機関が削減され、民族評議会および7つの委員会の計8機関で構成...

ラオカイ~ハイフォン区間鉄道案件、国会が投資方針を承認 (20日)

 第15期(2021~2026年)国会の第9回臨時国会は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン区間鉄道建設案件の投資方針に関する決議を採択した。  決議によると、鉄道は中国と国境を接するラオカイ省(西北部地方)、イ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved