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- ベトナムのコンクンと韓国のクムビが覚書
- クムビの商品をベトナムの自社店舗で販売
- ベトナムのニーズに合わせた商品開発も
ベビー・マタニティ用品国内最大手のコンクン(Con Cung)と韓国の同業のクムビ(GGumbi)はこのほど、販路拡大のための覚書(MOU)を締結した。
コンクンは今後、クムビの商品をベトナムの自社店舗で販売する。また、ベトナムのニーズに合わせた商品の開発も目指す。
クムビによると、ベトナムの乳幼児用品市場は2019年から年平均約+5.5%ずつ成長し、2024年には8億3600万USD(約1300億円)に達する見込みだという。乳幼児用品の約90%は実店舗で購入されており、乳幼児用スキンケアのほか、おむつなど乳幼児用品の需要が高い。
一方、コンクンは2023年時点で全国に約700か所の店舗を展開し、2025年までに1000店舗の達成を目指している。クムビはコンクンの広い販売ネットワークを活用し、市場を開拓していく計画だ。
これと関連し、クムビは乳幼児用の寝具類やマット類を主力に、スキンケア用品、ペット用品まで幅広い商品の製造と販売を手掛けている。2022年には地場大手コーヒーメーカーのチュングエングループ(Trung Nguyen Group)と、韓国におけるロブスタ種コーヒー「G7」の販売代理契約も締結するなど、事業多角化を図っている。