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- EV教習・運転試験サービス提供のビンDT
- AT限定の普通自動車免許証に特化した教習
- 教習センター、全国20か所で計画
国内初となる電気自動車(EV)専用の教習サービスと運転試験サービスを提供するビンDT(VinDT)は10日、東北部地方クアンニン省ハロン市で職業訓練・運転教習センターを開業した。
ビンDTは、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)のファム・ニャット・ブオン会長が今年10月に設立した。
同センターでは、オートマチック(AT)車限定の普通自動車免許証(B11)向けに特化した教習を行う。教習車両にはビングループ傘下ビンファスト(VinFast)製のEVを使用する。交通状況をシミュレートするソフトウェアを使用した理論教習や、公道や砂浜などでの技能教習を実施する。
ビンDTのグエン・フオン・ザン社長は、「ハロン職業訓練・運転教習センターは、全国20か所で計画している教習センターの最初の施設となる。多くの人々への運転技能の普及に貢献したい」と語った。
12月中に登録した教習生には、現金100万VND(約5990円)とプレゼントが贈呈される。また、教習生にはビンファスト製EV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)のタクシー運転手になる機会を提供する。