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- 地場バシアとEV充電スタンドのFC提携契約
- 充電される電力量に基づいて収益分配
- 年内に省内2市に充電スタンド10か所設置
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)のEV充電インフラ整備を手掛けるV-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)は4日、地場バシア(Vasia、北部紅河デルタ地方バクニン省)との間で、EV充電スタンドのフランチャイズ(FC)事業に関する提携契約を締結した。
契約によると、バシアはFCによりビンファスト製EV充電スタンドの設置と運営を行い、充電される電力量に基づいて収益分配を受ける。
同社は、年内に同省バクニン市とトゥーソン市に充電スタンド10か所を設置し、2025年6月末までには省内の30か所に拡大する計画だ。
今回の協力は、バシアに安定した売上高をもたらすほか、ビンファストの充電スタンド網の拡大や、バクニン省のグリーントランスフォーメーション(GX)推進にも繋がると期待されている。
なお、V-GREENはFC事業を発表してからわずか1か月余りで、全国のパートナーから1000件近くのFC契約締結申請を受け取った。