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創業63年の老舗マッチメーカーであるトンニャットマッチ[DTN](Thong Nhat Match)は、2020年よりマッチ生産を停止し、ライター生産に重点を置く。同社臨時株主総会が承認した。
同社はまた、未上場公開株取引市場(UPCoM)からも姿を消す。理由は株主数が100人未満に減っており、UPCoMでの取引が認められないためだ。
同社によると、10年前は年間1億8000万箱以上のマッチを販売していたが、現在では半分近くにまで減り、今後も落ち込みが続くと見込まれている。
この背景には、ライターやガスコンロ、電気コンロが普及していることに加え、原料費が重荷になっていることもある。