交通運輸省とデオカー峠投資株式会社は14日、デオカー峠のトンネル建設投資案件に関するBOT(建設・運営・譲渡)およびBT(建設・譲渡)方式による契約を締結した。契約期間は28年。15日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
同案件は、国道1A号線上で南中部フーイエン省とカインホア省の間を結ぶトンネルを建設するもの。投資総額は15兆6030億ドン(約593億円)。全長は13.4キロ。この内、デオカートンネル部分は3.9キロ、その他がアプローチロードなどとなっている。着工時期は2012年第2四半期、完成時期は2017年第2四半期の予定。
同案件は、南北部間高速道路建設計画の重要案件の一つに数えられている。