プノンペンで16日、カンボジア、ベトナム、タイの3か国を結ぶ幹線道路の一部が完成し、開通を記念する式典が開かれた。同幹線道路は、当該3か国を結ぶ物流の主要ルートとして、貿易促進に大きく寄与すると期待されている。17日ジエンダンゾアンギエップが報じた。
完成後の幹線道路の全長は1100キロメートル。完成時期は2015年を予定している。今回開通したカンボジア側の道路50キロメートルには、日本の政府開発援助(ODA)9800万ドル(約74億9800万円)が投じられた。
式典に出席したフン・セン首相は、震災の中にあっても変わらぬ援助を続けた日本に対して謝辞を述べた。