太陽電池メーカー世界大手の米ファーストソーラー社は22日、ホーチミン市クチ郡のドンナム工業団地で太陽電池モジュール製造工場を着工した。第1期の投資額は3億ドル(約243億円)。23日付カフェエフが報じた。
面積44ヘクタールの敷地に、4本の製造ラインを持つ工場を建設する。太陽電池モジュールの年産能力は250メガワット。従業員数は600人、完成は2012年を予定している。将来的には、総額10億ドル(約810億円)を投じて年産能力を第1期の4倍に増強する計画。
同社のブルース・ソーン会長は「この工場の製品はすべて輸出する予定だが、ベトナムの太陽光発電事業で利用されればうれしい限りだ」と話している。