ホーチミン市国家大学のICチップ設計研究人材育成センター(ICDRES)は27日、ベトナムで初めてとなる32ビットチップ「VN1632」の開発に成功したことを発表した。27日付ICTニュース電子版が報じた。
このチップは、同センターの研究チームが、科学技術省の支援により「RISCチップ設計・製造法の研究開発」をテーマに3年間に亘りICチップの研究開発を行った末、開発に成功したもの。このチップはIT関連サービス及びソフトウェア・ハードウェア製造販売大手IBMの0.13UM技術を応用したもので、携帯電話や通信設備、画像処理装置などに搭載することが可能な他、同センターでは研究・教育分野向けに同チップを搭載した製品を開発した。