南中部クアンガイ省のズンクアット製油所を運営するビンソン製油・石化社(BSR)は10日、航空用ジェット燃料(JET-A1)4500tをBPシンガポール社に輸出する交渉が成立したと明らかにした。海外向けの販売はこれが初めて。
BSRはまた、石油メジャーのシェルグループやベトナム航空にもジェット燃料を販売する予定だ。ズンクアット製油所のジェット燃料年産能力は20万~30万t。同製油所は昨年2月の商業生産開始からこれまでに、530万tの原油の供給を受け、各種石油製品460万tを生産し、440万tを販売している。