中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス(nCoV)感染拡大対策の一環として、国内航空会社はベトナムと中国を結ぶ路線の運航を一時停止している。
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ベトナム航空局は各社に対し、1日13時以降のベトナム~中国間の運航を一時停止するよう要請した。ただし、台湾線、香港線、マカオ線は、帰国できない人々の移動のため2日より運航再開が許可されている。
ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、2日よりベトナム~台湾線の運航を再開した。ハノイ/ホーチミン~香港線については、2~5日は通常運航とし、その後ハノイ~香港線の運航を一時停止する。ハノイ~マカオ線は2~4日を通常運航、その後は一時停止とする。
格安航空会社(LCC)ジェットスター・パシフィック(Jetstar Pacific Airways=JPA)はハノイ~香港線を5日まで通常運航する。ベトナム~台湾線は引き続き通常運航とする。その他の中国路線は運航を一時停止している。
LCC最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、1日より中国発着の全ての便の運航を一時停止している。ただし、香港および台湾を含むその他の国際線は通常通り運航している。